今回の生活知識ブログは、サバイバル知識 食料調達 川魚編です。
以前に魚以外の動物性たんぱく質として利用できる、サワガニ等を紹介しました。
今回は川魚という事で代表的な魚を紹介していきます。
ただ川魚を食べる際には絶対に火を通してから食べるようにして下さい。
海の魚よりも人体に影響が有る寄生虫が居る可能性が高いです。
美味しく安全に食べる為に、しっかりと調理する事。
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・コイ
コイは昔から貴重な蛋白源として利用されてきました。
利用方法としては、内臓を取り除き三枚おろしにして血合い骨を取り除けばどのような調理法でも大丈夫です。
採取場所により臭みが気になる場合は、綺麗な水に2~3日ほど泳がせてドロ吐きをさせて下さい。
それが難しい場合は、匂いの強い野草と一緒に煮込むと多少食べやすくなります。
・アマゴ、ヤマメ
どちらも同じ魚ですが、地域により見た目が違うため呼び名が変わります。
非常に美味なのですが採取が非常に困難です。
利用方法は焼くのも良いですが、ある程度数が取れた場合は燻製にして保存食にするのも良いでしょう。
ハラをから内臓とエラを取り除いてたき火の煙に一定時間当てたら簡単に作り事が出来ます。
調理の時間だけでも当てておけば数日は利用できます。
・ブラックバス
意外かもしれませんが白身魚で美味しく食べれる魚です。
ルアーフィッシングの対象魚でもありますが、ミミズ等を餌にすると比較的簡単に入手が出来ます。
臭みも内臓を取り除く際に、浮袋近くに有る脂の部分を一緒に取り除ければ臭みもなく美味しく食べれます。
焼いても良いですし、野草と一緒に煮て食べても良いでしょう。
・ブルーギル
こちらもブラックバス同様に意外と思われますが、しっかりと食べれる魚です。
ただ体が小さいので、調理方法は内臓を取り出して鱗を取り除いてから丸焼きが良いでしょう。
少し小骨も有りますが、小さなサイズであれば余り気になりません。
好みは有るでしょうが、ブラックバスよりも美味しいと言われています。
・なまず
こちらも古来より親しまれていた川魚です。
少し生臭く感じる場合も有りますので、採取してから2~3日ほど泥抜きをした方がより美味しく食べれます。
内臓とエラを取り除き三枚におろしすればどのような調理にも利用が可能です。
・うなぎ
こちらも非常に美味な川魚の一種です。
川魚自体が生食が危険ですが、ウナギは血液に毒が含まれますので絶対に生では食べないでください。
火を通せば毒性も消えるので、美味しく食べれます。
なまず等と同じように泥抜きしてから調理しましょう。
ウナギのたれが無くても、塩などの簡単な調味料でも非常に美味しいです。
・その他
オイカワ、カワムツ、ウグイ等々日本の川には様々な淡水魚が居ます。
特に毒などの危険物を保有する事も少ないので、そのほとんどを食用に出来ます。
ただ美味しく食べれるかというと、天ぷらや唐揚げなどの調理法であれば美味しく食べれる程度です。
理由は小骨が多い魚が多いのが原因です。
もちろん緊急時には、内臓とエラさえ取り除けば、焼いても煮ても食べれるのですが余り美味しいとは言えないでしょう。
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